【支援事例の概要】
【導入後のイメージ】
【支援の流れ】
株式会社武蔵臨床検査所に対する公社マッチングサービス支援事例をご紹介します。 同社は取引先への食品衛生検査結果の通知がFAXもしくは郵送でなされており、送付コストはもとより、リアルタイムに取引先の特定担当者に伝達ができていない点が課題となっていました。当初はメールでの対応も考えられていましたが、取引先がアドレスを共有しているケースもあり、検査結果の機密性を守りながらリアルタイムに取引先の特定担当者へ通知する方法をDXコンシェルジュと相談しながら、対応を進めることとなりました。 |
DXコンシェルジュがサポートし、下記のとおり要件をまとめて、埼玉DXパートナーに対し企画書と概算見積書を募集しました。 ・食品衛生検査結果をリアルタイムに、取引先の特定担当者のみに提供する。特定担当者以外は、同社の検査結果であっても閲覧不可とする。 |
提案依頼に対して、埼玉DXパートナー17社から提案がありました。提案内容は既製品での提案から、自社が提供している独自サービスの提案、ニーズに合わせた自社開発の提案など、多岐にわたりました。 |
提案があった17社のうち、2社を選定して初回の面談を行いました。 ・クラウド上で他社のデータを含めた共有型でなく、会社単位に保管場所が分かれており、データの秘匿性が確保できる |
埼玉DXパートナーの選定と面談が終了した後、さらに1社に絞って打ち合わせを重ねました。その結果を受け、埼玉DXパートナー側では、提案したシステムの一部改修を行い、その改修版をIT導入補助金対象のITツールとするための申請を行い、登録されました。登録後、当社は正式に採用し、現在、食品衛生検査結果通知の電子化の試行を行っています。今後は、試行結果を踏まえながら、本格的に運用していく予定です。 従来は、FAX送信、郵送といった業務フローでしたが、特定フォルダーにアップロードするだけの作業でよくなり作業が効率化されます。取引先の特定担当者もリアルタイムに結果が閲覧できるようになり利便性が高まることが期待されます。 |
相談者様から一言
埼玉県DX推進支援ネットワークのマッチングサービス支援を受けまして埼玉DXパートナー企業の方々と打ち合わせを重ねシステム構築を行い、DX化を図ってきました。 今まで当然のように人間がマニュアルで行っていた業務をシステム化させることにより、ヒューマンエラーの削減、並びに顧客に対してもサービスの向上にも繋がる、そういった方向に進むよう努力していきます。 |
担当したDXコンシェルジュから一言
飯能信用金庫様主催の第1回ハンズオンセミナーにてご相談いただきました。相談者様は、当時コロナの影響で業務負担が増えていたため業務の効率化を模索されておられました。社内の効率化だけでなく顧客の満足度向上にも繋がるようご支援しました。 最終的には、相談者様の要求を反映した機密性の高い電子データを配布するツール作成を進めることとなりました。臨床検査に係る電子カルテのデータ連携等、今後を見据えたDXのお悩みもお持ちであると伺っていますので、お役に立てればと思っております。 |
原コンシェルジュ |